市民活動こそ地域福祉の要! - 団体交流会を開催しました(その1)

年の瀬も迫る2022年12月20日の夜、「市民活動こそ地域福祉の要!―北摂NPO交流会 高齢者編―」を開催しました。「北摂ともにプロジェクト」参加団体を含む10団体12名の方が参加されました。

交流会はまず、武庫川女子大学の松端克文さんの話題提供から始まりました。松端さんは様々なデータや新聞記事などから高齢者の孤独・孤立の現状を示され、熱意を持った活動が課題に対する理解や人を動かすことに繋がると語ってくださいました。

武庫川女子大学の松端克文さんに「高齢者の孤独・孤立と地域福祉活動」についてお話いただきました

後半はグループごとに自団体紹介を行った後、団体の今後の展望について語り合いました。団体が抱える課題や運営のコツなども話され、お互いにアドバイスを送る姿もありました。

アンケートからは、普段関わりのない北摂地域で活動している団体と交流できてよかったという声や、連携の重要性に気付いたなどの感想を頂きました。交流会を通して新たな気づきや、連携が生まれるきっかけになっていたら嬉しいです。

グループに分かれてお互いの活動について話し合いました
これからの展望を熱く語るみなさんからエネルギーをいただきました

市域を超えてつながり、学び合う

また今回の交流会は、普段異なる支援センターで仕事をしているスタッフが企画・運営を行いました。複数回のミーティングを通して他のスタッフのことを少しずつ知ることが、それぞれの得意を活かした役割分担へと繋がり、学び合いの機会にもなったと思います。なによりも企画をした私たちが、参加者の方々の「かけがえない活動」を語る姿からエネルギーをもらいました。ご参加くださった団体の皆さん、ありがとうございました!

(とよなかESDネットワーク 冨安皓行)