北摂ともにプロジェクト

小さなNPOの大きな役割

ミーティングの様子

大規模な感染症流行をきっかけに
孤独・孤立の問題が、顕在化・深刻化したと言われ
日常生活で「ゆるやかなつながり」を実感できることの大切さや
そのつながりを築くことのできる「多様な居場所」の価値が
あらためて見直されています。

草の根のNPOによって展開される多彩な活動は、まさに
「ゆるやかなつながり」を実感できる居場所として
地域のなかで大きな役割を果たしてきました。

一方、それらのNPOの多くは小規模で運営されており
活動の担い手や資金といった面で継続の難しさを抱えています。

2023年度の北摂ともにプロジェクトは
行政区域を超えたリアルな生活圏である「北摂(※)」で
大阪と兵庫の中間支援組織が連携しながら
・伴走チーム派遣による団体運営のサポート
・団体向けの講座や交流会の開催
を実施し、小さなNPOの運営基盤強化を応援します。

また、小さなNPOにとって比較的アクセスしやすい相談先である
公設の市民活動支援センターが設置されていない自治体でも
地域やNPOの変化に即したサポートが受けられるよう
中間支援組織の連携強化をすすめます。

小さなNPOが活動を継続できる環境整備を通じて
日々のくらしのなかで「ゆるやかなつながり」を感じられる
地域社会づくりを目指します。

※大阪府:池田市、茨木市、吹田市、摂津市、高槻市、豊中市、箕面市、豊能町、島本町
兵庫県:伊丹市、川西市、三田市、宝塚市、猪名川町

プロジェクト参加団体の紹介

「社会的孤立」の問題がより深刻化している中、社会の中で弱い立場におかれている方々をNPO・市民活動団体が支えています。一方、市民公益活動を持続させるためのリソースはまだまだ不足しています。

北摂地域の各市で市民公益活動センターを運営する7つの中間支援団体が連携し、行政区を超えて、生活課題や社会的孤立などの地域福祉課題に対応する市民公益活動団体に対し、活動支援とネットワークの連携促進を行っていきます。

北摂7市の中間支援団体が
市域を超え、支援

北摂地域の活動支援の仕組みづくりと
支援団体のネットワーク構築事業

本事業は、北摂で市民活動の支援、および、支援センター運営に携わる7つの中間支援組織で実施しています。

同質の生活文化圏としてつながりが強い北摂地域で連携し、新たな圏域による市民公益活動支援のモデルとして、広域での課題解決型の市民公益活動団体の支援や育成など、多様な主体によるプロジェクト型事業に、積極的に取り組んでいきます。