北摂ともにプロジェクト

ミーティングの様子

コロナ禍をきっかけに「孤独・孤立」に関連する問題が顕在化したと言われていますが、分野を問わず広くNPOの活動が活発であることが、この問題の改善につながると期待されています。

このNPOへの期待には、「孤独・孤立がもとで困難な状況にある人にサービスを提供する」面と、「ボランティア参加などを通じて、NPOの存在そのものが居場所としての機能を有する」面の2つがあるようです。

私たち「北摂ともにプロジェクト」は、大阪と兵庫をまたく生活圏域「北摂(※)」において、中間支援組織が連携して取り組むプロジェクトです。

2025年度は主に
・福祉分野に限定しない小規模NPOによる「緩やかなつながりづくり」実態調査
・小規模NPOへの伴走支援モデル構築
・分野や専門性を超えた支援機関の連携促進
・NPO支援施設空白地域での中間支援立ち上げ支援
・孤独孤立対策におけるNPOの役割発信

の5つの事業を進めています。

多様なNPOが持続発展的に活動できる環境整備を通じて、孤独・孤立問題の解消を目指します。

※大阪府:池田市、茨木市、吹田市、摂津市、高槻市、豊中市、箕面市、島本町、豊能町、能勢町
兵庫県:伊丹市、川西市、三田市、宝塚市、猪名川町

プロジェクト参加団体の紹介

「社会的孤立」の問題がより深刻化している中、社会の中で弱い立場におかれている方々をNPO・市民活動団体が支えています。一方、市民公益活動を持続させるためのリソースはまだまだ不足しています。

北摂地域の各市で市民公益活動センターを運営する8つの中間支援団体が連携し、行政区を超えて、生活課題や社会的孤立などの地域福祉課題に対応する市民公益活動団体に対し、活動支援とネットワークの連携促進を行っていきます。

北摂7市1町の中間支援団体が
市域を超え、支援

北摂地域の活動支援の仕組みづくりと
支援団体のネットワーク構築事業

本事業は、北摂で市民活動の支援、および、支援センター運営に携わる8つの中間支援組織で実施しています。

同質の生活文化圏としてつながりが強い北摂地域で連携し、新たな圏域による市民公益活動支援のモデルとして、広域での課題解決型の市民公益活動団体の支援や育成など、多様な主体によるプロジェクト型事業に、積極的に取り組んでいきます。