これから先のために - 特定非営利活動法人ガーデニングヘルパーズ倶楽部 花と緑の救援隊

ガーデニングヘルパーズ倶楽部(GHC)さんは、近隣市町村の一般家庭から寄せられる庭周りの困りごとに、確かな技術で対応され、定期的な依頼を受けられることも多々あるそうです。空き家見守り事業は、剪定で家庭を回る経験から着手された取り組みであり、2021年より高槻市のふるさと納税返礼品対象になっています。

依頼は全国からとなったことで、自らの活動を広報するホームページが重要との思いに至るも、しばらく手つかずの状態になっているというお話でした。こちらに関しては、市内中心にIT分野で活動するNPO団体へHP更新についての相談を持ち掛けたところ、快諾されました。

地域福祉課題の解消の一助に

剪定を行う家庭は高齢者宅が多く、行った先の深刻な家庭状況や孤立になりかねない状況を目のあたりにする機会があるそうです。会員が適切な対応法を身に着けていることが、生活困窮やひきこもり、孤立といった地域福祉課題解消の一助になるのでは、というお考えをお持ちでした。私たちは、市内で高齢者福祉に携わる社会福祉協議会をご紹介することで、適切な対応策が得られると考えました。

社会福祉協議会とつながることで、社協に登録している個人ボランティアがGHCさんの活動を知る機会にもなります。人が入ってこない、会員減少と、団体継続の不安をお持ちであるため、多くの方に知ってもらえる場所は有効かと思います。

これから先も地域に必要とされる活動であり、高槻市市民公益活動サポートセンターとしては、市内の様々な資源の紹介にとどまらず、信頼関係を築きながら引き続き協力させていただきたいと考えています。

(GHC伴走チーム/高槻市市民公益活動サポートセンター管理運営委員会 金崎恵美子)