居てくれてよかったと思ってもらえる人でありたい
“市民活動のコーディネーター”という立場になり約3年となる私は、“市民活動”という言葉の大きさや“コーディネーター”という響きの曖昧さに悩む日々が続いていました。日々の業務でたくさんの方々のやりたいことに寄り添い、団体さんの活動に触れる中でも、どこか心もとなさを感じていました。
今回松原明さんの研修の機会をいただき、私が特に感じたことは、「つなぐ存在の大切さと大きな可能性」でした。これだけAIが発達し、多種多様な人がいて、いろいろな価値観がある世の中でも、個人と個人をつなぐ人が居れば、両者は出会うことができます。AIには相手の思いを汲み、配慮して引き合わせることはできないので重要な存在です。そして、異なる価値観の集合体であっても、みんなで納得いく解決策を考えられたなら、協力して課題に取り組めることを知りました。それを実現するにはそれぞれの中にある思いを引き出し、サポートする役割が欠かせません。つなぐこと、共に考えることができる存在こそが、市民活動のコーディネーターなのだと理解しました。
これから私は、今まで以上に「つなぐ」ことを意識して業務に取り組もうと考えています。活動中の団体さんはもちろん、つなげた方たちのサポートができるよう、課題に対して何をしていくべきか具体的に考えるスキルを磨くことが目標です。さらに願わくは、市民活動のコーディネーターという枠を超えて、何気ない日常の中でもそっと役に立てる温かみと心配りのできる人でありたいと思います。
(特定非営利活動法人いばらき市民活動推進ネット 川上 圭子)

