身近な環境問題を通じて「循環する仕組み」をつくる~一般社団法人ソーシャルギルド

一般社団法人ソーシャルギルドは、「環境問題や孤独孤立をはじめとした社会課題の解決に向けて、多様な人財の知恵や経験を持ち寄る場を作りたい」という想いを持ち、豊中市を中心に活動しています。現在は、子ども服リユース事業を中心に、多様な主体との協働により、子ども服が地域で循環する仕組みづくりや交流の場づくりを行っています。

初回のヒアリングでは、昨年度の北摂ともにプロジェクトを経て、理事で今後について話し合う機会を定期的につくるようになったと団体の変化をお伺いできました。一方で、代表の山本さんからは、「私だけではできない」というお声もあり、作業の偏りに負担を抱えている様子も見えてきました。

その後、豊中市立市民公益活動支援センターを中心に数回、近況などお話しをお伺いしました。後半のヒアリングでは、負担を抱えていることをメンバーに伝え、団体としてやっていきたいことを見直し、役割分担を改めて考え直す方向になったことを共有いただきました。

ヒアリングの機会は、サポートする私たちが団体の状況を把握するだけではなく、団体側にとっても現状や課題を整理し、団体のこれからについて考えるきっかけになることを今回サポートさせていただく中で実感しました。

ソーシャルギルド伴走チーム:芝 颯香(NPO法人市民ネットすいた